GWのリゾナーレ

2002年。

工房を設立したばかり頃、このリゾナーレのピーマン通りにテントをはり作品を販売させていただきました。

工房を開設したばかりだったので、大きな作品ではなく小物が多く、一輪挿しやボタン、ネックレスなどが多かったように覚えています。

当時僕にとっては憧れのリゾナーレでした。

リゾナーレは僕の大好きなマリオベリーニが設計したとても素敵な建物で、回廊はヨーロッパの街並みのよう。

夜にここを訪れると靴の音がコツコツ響き気持ちがよかったです。

おまけにRバーという東京にもあまり無いようなおしゃれなバーがありそこに行きお酒を楽しむ時間がとっても好きでした。

このバーでは芸能人の方をお見かけすることも多々あり、少し緊張しながら襟を正す思いでお店に入ったことを覚えています。

今ではその回廊はピーマン通りとなり、人が賑やかに集う通りとなりました。

毎年GWになるとこのピーマン通りを訪れ、二十数年前、工房開設当初に出店していた時のことを思い出します。感慨深いものがあります。